最近考えた事を記事にしていく前に、私がトレードを始めた2018年のまとめから書いていく事にします。
まずは成績です。マネックス証券の「MONEX 投資力診断」から引っこ抜いてきます。
収益率が12.77%となっていますが、恐らくこの投資力診断機能が実装された8月からの記録なので、実際にトレードを始めた1月から計算すると約7%となります。
左側のグラフを見て分かったのですが、TOPIXなど多くの指標(赤色の丸いアイコン)を上回るパフォでした。
資産は100万円から107万円になりましたが、株で初めて利益を出した証として9万円程の時計(この時計はずっと大切にしています)を購入したため約98万円になり、本業の入金を加えて年の終わりでは148万円となりました。
知識経験ゼロの状態からのスタートなので最低限の知識は付けておこうと思い、最初にAmazonで評価の高かったマーセル・リンク著「高勝率トレード学のススメ」を読みました。
アレキサンダー・エルダー著「投資苑」と迷った記憶があります。こちらに決めた理由はよく覚えていません・・笑
高勝率というタイトルが少し胡散臭く残念ですが、内容はとてもしっかりしています。
評判通り初心者から上級者まで誰もが勉強になるような内容で、読むと分かるのですがパワフルな書籍です。
今でも定期的に基本を思い出したくなった時に読んでいます。
2018年のトレードは、この書籍に強く影響されていたお陰で悪い方向に進む事がありませんでした。
リスクは絶対に資産の2%に抑え、損切りラインは絶対に守る、トレンドフォローをする、利益は伸ばす、などの基本を忠実に守ってトレードを行う事ができました。
しかしこの成績が気持ちの緩みを生み、2019年の失敗に繋がっていきます。
この年に学んだ事をできる限り思い出してみると(上記と重なりますが)、
・リスクを抑える
・損切りラインを絶対に守る
・トレンドフォローをする
・利益は伸ばす
・ルールを守る
・規律とやる気が大切
など、全て書籍に書かれている事ですね。
そしてこの年に私が思った事を正直に挙げますと、
・プロが年利30%で喜ぶのであれば、7%はかなり良い方だと思って良いのでは?
・(大きな利益が出た9月時点で)20%のプラスならプロの域なのでは?
・株って案外簡単・・?
・しかし年利7%を続けた所でお金持ちになれるのは遠い未来なのでは?
・パフォがプラスなら、単純に同じ手法でリスクを大きくすればもっと資産が増えるのではないか?
・絶対に自分は調子に乗ってないぞ~
です。完全に調子に乗ってますね(‘-‘)
トレードスタイルに関しては、完全にチャートのみを見てやっていました。
使っていたテクニカルや指標は単純移動平均線、MACD、トレンドライン、支持・抵抗線、RSI、スローストキャスティクス、などですかね。
1年目なのでリスクを抑えるつもりで信用口座は開設せず、現物買いのみ。
時間軸は日足をメインに数日~1ヵ月のスイングトレードです。
選んでいた銘柄は、マネックス証券が提供しているチャート検索で安定した上昇トレンドの銘柄だけを見ていました。
仕掛けは完全に裁量で、上がりそうだと感じたら買い、手仕舞いは事前に2%ルールで決めた損切りラインを厳守。
ファンダメンタルズ分析は自分の性格に合わず、やっていける気がしませんでした。
初めの数か月はお金を失う恐怖が大きく、数千円の損益で青ざめてチキン手仕舞いをしてばかりいましたが、9月頃に大きなトレンドを1度だけ運良く捉える事ができたという感じです。
しかしこれが書籍と相場のトレンドがあったおかげだという事、自分の実力では無いという事をしっかり認識していませんでした。
取引履歴を振り返ってみると、やはりチキン手仕舞いと利益をもっと伸ばせた取引が多かったです。
少しでも損を出したら気持ちを切り替えるために全ポジション手仕舞いなどもしていました。
これも結局利益を大きく伸ばせたトレードを手仕舞いしてしまったパターンが多数。
利益を失う恐怖から勘で成行手仕舞いをせずに、トレイリングストップに任せていれば少なくとも10%はパフォーマンスが上がっていたと思います。
2018年のまとめはこんな感じですかね~。
次回は2019年のまとめを書いていきます。
ー2021年10月24日(日)ー