この記事では、2018年に相場を始めてから考えた事、やった事、学んだ事などを時系列順に書いています。
初期からある信念、恐らくこれから変わる事がない強い信念となったものは最後に箇条書きしています。
学びを得るたびにここに追加していくので、ブログ全体の成長記録を簡単にまとめたものと考えてもらえればと思います。
~学んだ事(時系列順)~
2018年
・リスクを抑える 、損切りラインを絶対に破らない、トレンドフォローをする、利益を伸ばす、規律が大事、ルールを守る
→経験から学んだのではなく、書籍で学んだ事を信じて行動に移していただけというのが正しいが、その結果1年目はプラスで終える事ができたので、恐らく正しいのだろう程度に思っている段階だった。
2019年
・自信過剰になると損をする
→1年目をプラスで終えた事によって自信過剰になり、信用取引口座を乱用して40%以上の大きなドローダウンを被った。
・焦りは禁物
→信用取引を乱用してしまった一番の原因として、焦りが挙げられる。プラスの成績を出せるのなら取引をすればする程良いではないかと考えてしまった。エッジがあるのならそれは正しいのかもしれないが、1年目にできていた堅実な手法やリスク管理を実行できていなかったためエッジが無くなり大損に至った。近道は遠回りだという事を知った。
・トレード数、ロットが大幅に増えた
→トレード機会を待てず、ポジポジ病を発症していた。
・過ちはリアルタイムでは気付けない
→上記の失敗をしている最中は、自分はルールを完璧に守っていると思い込んでいた。後で取引履歴を振り返ってみるとメチャクチャそのものだった。
・損小利大が大事
→振り返ってみると、損切りできずにズルズル損を伸ばしたり、早々に利食いをしてしまっていた取引が多かった。ここで初めて、単なる知識から実感という状態に変わった。
・メンタルが大事
→これも実感として学ぶ事ができた。2年目の失敗はメンタルが全ての元凶である。焦り、強欲、恐怖等の感情にトレードが支配されていた。
2020年
・勝っている年は、トレード数が少ない
→大損した昨年と比べてトレード数が約半分だった。
・焦りが無かった
→落ち着いてトレード機会を探す事ができていた
・小さなロットでトレードできた
→リスク管理も安定していた。
・調子に乗った途端に失敗する
→年の前半は着実なトレードをする事に集中していて気付いたら利益が出ていたのだが、それに気付いた途端に後半は損が続いた。
2021年
・失敗を克服したと思い込んでいた事を知る
→4年目は、金額ベースで過去最大の損をした。昨年に授業料を取り戻しはしたが、それは入金のお陰で、%ベースではまだまだ実力は付いたと言えない事を考えていなかった。
・手法が安定しなかった
→特定の手法を信じる事ができず、コロコロ手法を変え続けていた。それは自覚していたが、どんな手法にするか決めかねていた。何が正しいのか分からず、利益を出せるイメージが全く沸かなかった。
・大損した時のメンタルが分かった
→これだけの損をする事など人生でそうそう無いだろうという事で、大損した時の新鮮なメンタルをリアルタイムで記録する事ができた。そういう所だけは無駄に冷静である。
・プラマイ0でも万々歳!
→プラマイ0でも最高だという信念を手に入れた。
2022年
・自分の手法にエッジが無い事を知る
→プラマイ0でも万々歳という信念を手に入れた事により、どれだけ損切りが続いてもメンタルと資金管理が崩壊する事は無かったが、手法にエッジが無い(今まで勝てた年は偶然だったのだと思う)ため、-15%という成績で終わった。ここでようやく、手法が自分のボトルネックだと実感する事ができた。この年のメンタルと資金管理が完璧でなければ、手法が原因だという事を突き止める事ができなかった。
2023年
・特定の手法を信じる事は出来ないが、自分が負け続けたという経験は信じる事ができる
→どんな手法も信じる事が出来ないのであれば、一生手法など決まらず詰みではないか?と考えたが、自分が負け続けていた期間の取引は逆に信じる事ができるではないかと、ある時閃いた。
・数か月間山ごもりして、全取引履歴を分析する。
→株以外の行動を禁止し、2000を超える取引履歴を全てチャート上にプロットして分析した。全て手作業だったが、唯一自分が信じられる自分の取引を改善するために、執念を持ち行動した。
・押し目買い、戻り売りはしても良い
→取引を振り返っていると、押し目や戻りを待ってからトレードするのが向いている事が分かった。素直にブレイクアウトで仕掛けるのが向いている人もいると思うが、自分はそれで振り落されてしまう事が多かった。
・長期トレンドに従う
→短期トレードでも長期トレンドに従い、余裕を持った損切りラインを設定する事によって、損切り貧乏は解消する事が分かった。
・増玉の大切さを知る
→増玉はとても怖いが、増玉ができるタイミングでちゃんと増玉していれば大きな利益に繋がっていた事を知った。
・相関のある市場で同じ大きなポジションを取らない
→2%ルールを守っていても、連動する市場で同じ方向のポジションを2つ持てば4%のリスクと同じである。
・たった1回のミスがパフォーマンスに大きく影響する。
→今回だけ、と考えてルールを破らない。プロのように1回たりともミスをしないようにする。
・手法の方向性が決まった
→超シンプルなトレンドフォロー手法が完成した。使う指標も移動平均線と出来高だけになった。
2024年
(後日更新予定)
~信念~
・相場を辞める選択肢は無い
・狂気と執念を持つ
・平常心、淡々と現実を見て考える、リラックス、脱力する
・勉強したり調べたりしながらも、自分を持って、自分基準で、自分の頭で、自分の好きなように考え続ける
・チャート最高!
・全てのテクニカル指標の元になっているのはチャートの値動き
・検証をしていないテクニカル指標はただ自分が勝手に決めているだけの基準なので絶対ではない。規律を守るためという意味では何かしら基準を決める事は大事。
・プラマイ0でも万々歳!
ー2024年5月19日(日)更新ー