【先物】2024年6月 ~先物取引の記録[2ヶ月目]~

先物取引を始めて2ヶ月が経過。初月ほどの損にはならなかった。

先月、利益が出せるようになるまでは0.5%ルールでやっていくと書いたばかりだが、なんだかんだ欲張って1%ルールで取引している。

 

~成績~

以下、2ヶ月目(6月)の成績。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~約定一覧~

以下、約定一覧。

(相変わらずダウンロードボタンの消し方が分からないのでホイールクリック等で別タブ開き推奨)

 

~取引チャート~

以下、取引をチャート上にプロットしたもの。6月限の取引も7月限のチャートに表しているため、矢印がローソク足から外れている所があるが、矢印の位置が正。

 

~考えた事、学んだ事~

・3の倍数の限月で取引する

損続きのため藁にもすがる思いで見ていたYoutubeの先物関連動画で、直近よりも3の倍数の限月の方が取引が活発だという初歩的な事を知った。

 

・複数の時間枠を使う

長期の時間枠で大きな流れを見て、小さな時間軸で仕掛ける事が必要と感じてきた。以前までは、デイトレ1画面で余裕じゃん!とか思っていたが、画面を切り替えずに常に視界に入れておきたいと思うようになってきた。日足と60分足でトレンドを確認し、3分足がメイン(このチャートで仕掛けられるかが最優先)、1分足で細かく仕掛けのタイミングを決めるような形で安定してきたので、日足は常に見なくて良いにしても最低3画面は欲しい。大きな値動きがあった時にニュースやTwitterの反応も見たい。ダウも見たい。真面目にVRマルチディスプレイでトレードをするのが理想だと思うのだが、とりあえず今は画面の右半分を注文・建玉画面、左半分を上下に2分割してチャートを2つ表示しなんとかやっている。小さくてかなり見辛いので、近い内に環境を変えたい。でも今はあんまりお金使いたくない。

 

・RSIいらない

希望がありそうだと思ったRSIを使って実際にトレードをしてみると、どうもうまくいかない。過去チャートを見てみるとRSIの極値圏と逆方向にトレードする事が有効だというのは分かるのだが、今思えばそれは自分が損切りをしない・マルチンゲール法を行うという事が前提であって、実際のトレードでは感情やリスク管理の面から損切りは避けられないしナンピンもできないためエッジが無くなってしまうのかもしれない。自分がRSIの効果が発揮される場面を分かっていなかったり、トレードの下手さでエッジが潰されている可能性も大いにある。

全てのテクニカル指標は値動きが元になっているので、それならば値動きをそのまま表したチャートだけ見ている方が本質に近い状態でトレードできるのではないかとも思った。値動きの行き過ぎを探すためにRSIを使っていた訳だが、そんな事はチャートを見れば一目瞭然であるし、初心者の自分が感情的にずっと上がりそうorずっと下がりそうだと思った所が殆ど天井or底である事は、過去トレードを振り返っていると嫌でも分かる。

自分が多くの事に集中できない人間というのもある。むしろこれが一番の理由かもしれない。株でも最終的にローソク足・移動平均1本・出来高しか見なくなったため、やはりこうなったという感じではある。短期の場合は出来高も見なくて良いと思ったので、これからは200期間単純移動平均線とローソク足のみを見てトレードしていく事にした。

 

・トレンド・レンジのポジションの取り方

学んだ事というより、こんな気がするというレベルの話だが、

中長期のトレンドを捉える場合→勝率よりもリスクリワード比率がエッジのため、最初は小さくポジションを建てて増玉していく

短期のレンジ(感情)を捉える場合→リスクリワード比率よりも勝率がエッジのため、一度にポジションを建てて増玉はしない

という方法が効果的なのではないかと、ふと思った。

 

・損切りをするために

たびたび株で学んだ事と重なるが、レバの高い先物では特に数回の過ちで利益がパーになる事を実感した。プロのように、一度たりとも過ちを犯さない事を意識する。(というつもりではあるが、これを書いている7月中にも過ちを繰り返してしまった。分かっていても難しい。)

大きな値動きを逃さないために最初に可能性のある初動で仕掛ける訳で、タイミングがズレて損切りになる事が多いのは当然の事である。損は切って何度でも仕掛け直せば良いというのを忘れない。

損切りラインが狭すぎてもいけない。短期で連敗するよりかは、ロットを少し落として60分足の方向にどっしり構える。が、損切りもやる。

確実な時に仕掛けて、でも損切りも確実にやる。損小利大を忘れない。

 

・1分足か3分足か

1分足だとどうしても感情に振り回されてしまうため3分足メインにしているが、やはり仕掛けのタイミングを決めるのは1分足がやりやすい。だが、気付けば1分足しか見ていない状態になって過ちを繰り返している事が多かったので、あくまで3分足がメインだという事を意識する。3分足で仕掛けられなければ1分足でも仕掛けない。手仕舞いの場合は利を伸ばすために3分足だけを見る。

 

・レンジかトレンドか

どちらにエッジがあるのか全く分からない。トレンドが発生する時はするし、感情に逆張りすると連勝できる時もある。ただ、自分が大損する時は大体短期で往復ビンタを食らい連敗というパターンが現状多いので、レンジで逆張りする事にエッジがありそうな気はしている。とはいえまだまだ分からない。手法は安定しないが、順張りにしろ逆張りにしろ、損切りだけはやる。

 

・感情の麻痺

数秒~数分で数万円の損益が出るハイレバに加え、明らかに上がりそうでも次の瞬間には暴落、明らかに下がりそうでも次の瞬間には暴騰、という事を多く経験し、どんな値動きも信用できなくなってきた。どんな値動きも、自分の予想もアテにならないので、一喜一憂する事も少なくなってきた。しかし、麻痺は悪い方向にも働く。損切りの逆指値を置かずに翌日に持ち越すという事もやるようになった。この6月のポジ放置はトントンだったが、いつか痛い目を見ると内心思いながら続けていた。そして案の定7月に最大の痛い目を見た(次回の記事参照)。これからは短期の大衆感情に逆張りする事を主として、デイトレに専念する事を決めた。

 

 

ー2024年7月28日(日)ー